ミッション・サン アントニオ
サンタルシア山脈の東、ビッグサーの南東に位置する3番目のカリフォルニアミッションはファーザーセラによって1771年7月14日に建築が始まっています。
その後、ミッションは次第に大規模に成長しますが、それは中庭や各種機械、潅漑システムなどからその規模が想像できます。しかしインディアンの人口は次第に疫病の為に減少し放棄されることになります。アンティックディーラーによりタイルなどは剥がされ、また地震や雨風の影響で2〜3のアーチと崩れかけた壁だけの廃墟になりました。
1940年代には、オリジナルの建築方法と同じ手作業の工法でリストレーションが始まり、現在の形に修復されています。
このミッションが他と大きく異なるのは、200年以上経った今日でも当時とほとんど同じの環境に保存されているということです。他のミッションはその環境が市街地であったり、ハイウエーの近くあるのに比べ、このミッションは古いオークが立ち並ぶハイウエーや町から遠く離れた環境にあることです。当時と同じほとんど未開発の場所にあることは、訪ねる人の心に当時の様子を想像せずにはいられないでしょう。
モントレーからは101号線ルートで約2時間半のドライブ、アーミー所有のFort Hunter Liggett基地内、Jolonの町から北西に5マイルの位置にあります。ミッションの近くから、Santa Luciaの山越えのルート(Nacimiento Fergusson Rd.)で大平洋の眺めが美しい町Luciaの南に繋がります。
カリフォルニアミッションでもっとも訪ねる人の少ないミッションではないでしょうか。いつ訪ねても数人の人しか見ることができません。ツーリストにとってはハイウエーや町から遠く離れ、アーミーベースの中に位置することも訪ねにくい条件になっています。しかし、このミッションには大変充実したミュージアムがあり、当時の環境を知る上で大変価値の高く、辺鄙ですが訪ねてみる価値があります。

Fort Hunter Liggettの入口

私が最初に訪れたのは、もう20年以上前ですが、その当時は戦車などが走り回る陸軍の重要な基地の一つでした。現在は基地の縮小にともない、兵隊の数もずっと少なく、軍事演習などのアクティビティーは少なくなっています。今回訪れた時には基地に入るゲートにも憲兵はいませんでした。ミッション内で展示されている陳列品を中心にフラッシュによるスライドショーを制作しました。ミッションのコーラスも含めて700kと大きなサイズです。上のリンクをクリックすると別ウインドが開きます。低速回線をご利用の方はサウンドが流れるまで他のページをご覧ください。

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