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モナーク蝶
モナーク蝶は毎年10月から2月にかけてパシフィック・グローブに集まります。この 時期は半島中でたくさんの蝶を観察することができますが、特にパシフィック・グロー ブの灯台近く、Light House Av. とRidge Rd.の辺りには数千匹の蝶を毎年同じ場所 で観察することができます。写真集はこちら。

モナーク蝶は熱帯気候に繁殖しますが、北はカナダやアラスカにまで棲んでいます。 しかし氷点下の気温には耐えられないため、冬には南の暖かい地方へ渡る必要があります。
暑すぎると体力を消耗するという理由もあり、ロッキー山脈の東側のモナークは中央メキシコの山岳地帯へ、西側のモナークは西海岸中央部などの一部の限られた地域に移動します。

渡り鳥、クジラなどは何世代にも渡って同じルートを毎年移動しますが、パシフィッ ク・グローブに毎年訪れるモナーク蝶は、前年訪れた同じ蝶やその子供ではなく、何 世代か経過した蝶です。どの様にして毎年同じ場所に帰ってくるかは謎ですが、科学 者は磁気、太陽などの影響と考えています。

パシフィック・グローブのGeorge Washington Parkが集まる中心地でしたが、環境の 変化の為か、現在はLighthouse Av. とRidge Rd.の近くの松とユーカリの木に集まり ます。毎朝気温が13度位になると太陽光線を浴びるように羽を広げ、活動を開始し ます。
パシフィック・グローブは霧が多く発生する所ですので、それによる適度な湿 度と防風林となる林が、この地を何世代にも渡って利用している原因と思われます。 この貴重な蝶にとって好ましい環境を維持するため、パシフィック・グローブは住民 に、除草剤や殺虫剤の使用を抑制することを呼びかけたり、蝶達の食料となるネクター を作り出す植物を植えることを勧めています。

保護団体Friends of the Monarchsウエブサイトはこちらです。